猿の手
どうしようもないほどの暇と
あきれるくらいの忙しさ
どっちにいても
ヒトはダメになるから
あたしは悪魔と契約して
猿の手を施すの。
ちょっとずつ時間をかけて。
梅雨の後半は
涼しくて
毛まみれが
さらさらで助かったの。
2015.7/3-11
夏の終わりに
初秋の雨
やんわり汗ばむ肌に
猿の毛がまみれる。
2015.9/6-22
真夏を避けて
忙秋を追いかけられて
毛繕いは終わる。
そして
猿たちは
真冬を待つの。
by kojiki-tsukapi | 2016-07-11 19:30 | ドキュメント | Comments(0)